このページに書かれていること
お渡ししたソースコードを編集することでデフォルトのパラメータ値を変更したり外部から見えなくすることができます。
このページではコンパイルの方法について解説しています。
mq4ファイルについて記載していますがmq5も基本的に同じやり方です。
作業の流れ
1.mq4ファイル(ソースコード)を開く
まずはmq4ファイルを適当な場所に置きます。
作業しやすいようにフォルダを作って行うのが良いです。
ただしPCのダウンロードフォルダ内にmq4ファイルを入れると直近でダウンロードしたMT4にファイルが移動してしまうため入れないようにします。
※ex4は実行ファイルです。持っているものがこれだけなら編集はできません
販売されているEAやインジケータだと、基本的にはex4のみ配布されます。その場合は中身を見て改造することはできません。
mq4ファイルをダブルクリックすると編集に必要な「MetaEditor」というソフトが自動起動します。
2.ソースコードを編集してコンパイルする
MetaEditorでソースコードを編集していきます。
値を変えるとデフォルト値を変更することができます。
またパラメータの前についている「extern」「input」を削除すると、そのパラメータは外部から変更できなくなります。
例)「extern int Period = 1234;」 となっているものを 「int Period = 1234;」 に変える。
externもinputも「このパラメータは外部から操作可能にする」という印のようなものです。
昔はexternしかなかったのですが後からinputも使えるようになりました。
微妙に機能が違うので用途によってどちらも使われます(プログラムを書かない人は気にしなくて良いです)
当社では使用制限機能の要望があった場合、分かりやすい場所にコードを置くようにしています(例外もあります)
3.生成されたex4ファイルを利用する
コンパイルに成功すると、mq4ファイルを置いた場所にex4ファイル(実行ファイル)が出現します。
※同じ場所に既にex4があった場合は上書きされます。
このex4ファイルを使えば編集後の内容でEAやインジケータを使うことができます。