ポンドドル 1時間足 ボリンジャーバンドと終値の関係でエントリーしてトレーリング

引用元

当ブログ「ドル円 5分足 ローソクとボリンジャーバンドで逆張りスキャルピング

・売買ルール
ローソク足の実体(始値~終値)がボリンジャーバンドに触れたら(=終値がボリバンを抜いたら)逆張りエントリー
利確・損切はpipsで調整
騙しで損失を膨らませるのを回避するため、クローズして1時間は次のエントリーを行わない

 

総評
★★☆☆☆
利確損切の値幅が小さいとどうしてもコスト負けしてしまいます。
スキャルとしては微妙ですが、アレンジすればいけそうにも見えます。

50pipsくらいならコストを上回る優位性を確保できそうですので、もう少し長い足で大きく利益を取る戦略でも良いかもしれません。
今回はボリバン逆張りで調べましたが、順張りも試してみたいところです。

個人的には「騙しで損失を膨らませるのを回避するため、クローズして1時間は次のエントリーを行わない」というルールが有効に働いているように感じます。
他の戦略にも応用できるかもしれません。

検証ルール

・データ
GBPUSD(ポンドドル)
スプレッド2pips
H1(1時間足)
2006年1月~2015年12月の10年間
初期証拠金は1万$
毎回1万通貨ずつ取引

・テクニカル
ボリンジャーバンド

・売買ルール
終値がボリンジャーバンドの上下線を抜いたらエントリー
そのまま一定のpipsでトレーリングしていく
騙しで損失を膨らませるのを回避するため、クローズして6時間は次のエントリーを行わない

最適化結果

エントリー方向ボリバン期間σトレーリングpips損益($)総取引数PFDD(%)
順張り12150-9996.529800.8799.97%
順張り121100-5838.4614730.9169.03%
順張り121150-5631.868110.8970%
順張り12250-7521.3727160.8979.48%
順張り122100-4608.213070.9270.8%
順張り122150-8011.557640.8498.2%
順張り1235035.68318112.16%
順張り123100-1761.412700.8526.63%
順張り123150-3768.132170.7451.78%
順張り48150-4534.5926460.9353.35%
順張り481100-351.712510.9947.34%
順張り4811500.08690138.82%
順張り48250-3354.6815680.9143.28%
順張り482100-2841.389560.9353.55%
順張り482150-4205.56250.966.35%
順張り48350-769.775670.9419.88%
順張り483100-1177.634510.9444.72%
順張り483150-2690.013480.8862.61%
逆張り12150-6724.6734850.9277.1%
逆張り121100-3037.2514240.9561.11%
逆張り121150-5057.857870.962.42%
逆張り12250-1631.7327700.9843.87%
逆張り122100-2265.5813010.9651.08%
逆張り122150-1082.157380.9847.47%
逆張り12350-2282.383170.7330%
逆張り1231004742.232481.478.67%
逆張り1231503457.942041.311.93%
逆張り48150-2618.4823150.9541.32%
逆張り481100-811.5711400.9827.06%
逆張り481150-1157.956690.9741.99%
逆張り48250-2930.617250.9334.4%
逆張り4821003932.589631.122.14%
逆張り482150-5492.686300.8769.72%
逆張り48350-2520.76170.8431.17%
逆張り4831001382.314661.0717.69%
逆張り4831501077.993491.0524.98%

詳細レポート

エントリー:逆張り ボリバン期間:12 σ:3 トレーリング:100pips
ポンドドル 1時間足 ボリンジャーバンドと終値の関係でエントリーしてトレーリング

総評

★★★☆☆
前回の結果を踏まえアレンジしてみましたが、あまりうまくいきませんでした。

「ボリンジャーバンドに逆張りして反発したところをついていく」というのはよく聞く手法です。
今回はいけるかな?と思っていただけに残念です。

最適化の結果を見るに順張り(ブレイク狙い)より逆張り(反発狙い)の方が上手くいきそう…という傾向はあると思います。