TradingView Order System 設定方法

仕組みについて

TradingViewでアラートが発生するとシグナル情報がサーバーに送られます。
情報はサーバーに記録され、それをMetaTrader側のTVOEAが読み取ります。
読み込んだ情報を基にEAが売買を行います。
※Webhook機能を利用するため、TradingViewのプランはPRO以上の必要があります

TradingView側の設定

時計のマークを押してアラート編集画面を出します。
条件欄でどのスクリプトから発生したアラート設定かを選択します。
※PINEスクリプトをチャートに追加すると条件の選択肢に出てくるようになります。

「Webhook URL」のチェックボックスをON にして、下記のURLを記入してください。

https://datafeed.matrix.jp/tvo/hook_receive.php

アラート名に適当な名前を付けてください。
メッセージ欄には下記の3行を記入してください。

USER:*(ユーザー名)
SYMBOL:{{ticker}}
ORDER:{{strategy.position_size}}

ユーザー名は申込時にお伝えする名前になります。
ストラテジーのアラートで売買する場合、2行目と3行目はそのままコピーしてください。

3行目のstrategy.position_sizeは「現在のポジション数を取得する関数」です、{{}}でくくることで値を取り出すことができます。

現在保有しているポジションが買いの場合は「ORDER:1」のような情報が送信されます。
売りポジションは-1のようにマイナスの値になります。

3行目のORDER:○○の部分を変化させることでMetaTrader側に売買情報を伝える仕組みになっています。

例えば「1を受け取ったら買い、0を受け取ったら決済」のような処理をMetaTrader側で行うことでTradingViewと同じように取引できます。

○○の部分に入れられるのは数値,BUY,SELLのみです。

例)

ORDER:1 → 「1」が送信されます

ORDER:SELL → 「SELL」が送信されます

ORDER:{{strategy.position_size}} → strategy.position_sizeでTradingViewの現在ポジション数を取得し「1」「-2」「0」のような数値が送信されます

ORDER:{{strategy.order.action}} → ストラテジーの売買タイミングでアラートを鳴らした場合、strategy.order.actionでその内容を取得し「BUY」または「SELL」が送信されます
※strategy.order.actionは買いの決済もSELLとみなされるので注意が必要です

※銘柄を変える時はアラートを設定し直してください
チャートだけ変えてもアラートは以前の銘柄のままになっています。

MT4/MT5側の設定

1.WebRequestを許可する
ツール→オプションから下記URLをWebRequestの許可リストに追加してください。

https://datafeed.matrix.jp

2.TVO_KozaLimitSC(スクリプトファイル)で口座番号を登録する


売買を行う口座番号を書いた「TVO_KozaLimit_.csv」というcsvファイルを作成します(の部分は自分のユーザーID)を作成します。


複数の口座で売買させたい場合は1行ずつ改行して書いてください。

作成したcsvファイルをFilesフォルダへ、TVO_KozaLimitSC(スクリプト)をScriptsフォルダへ入れます。

MT4を起動させ適当なチャートを開きます(通貨ペア等は関係ありません)
ナビゲーターウィンドウのスクリプトにある「TVO_KozaLimitSC」をチャートへドラッグ、またはダブルクリックします。
ユーザー名が自分のものになっているか確認しOKを押してください。

口座番号の認証が完了すると左上に「○○TVO UserKoza Upload Success!」と表示されます。
○○は登録した口座数です。

3.EAを動かす

システム単体でご購入いただいた方にはサンプルとしてTVOEAをお渡ししています。
使い方はTVOEAの使い方をご覧ください。

TradingViewと同じ銘柄のチャートで専用EAを動かします。

アラートが発生すると10秒程度で発注が行われます。