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「投資家の名言から学ぶ」シリーズでは、トレードのヒントになるような名言を紹介しています。
今回は「変化を前提に考える」をテーマにした言葉を紹介します。
名言集
「市場の声に耳を傾け、ストーリーを見直すことを厭わないことが重要だ。自分が確信している真実にこだわることと、正しいかどうか不確かな意見や理論に固執することは全く異なる。」— ダン・ローブ
「古いアイデアを常に見直す習慣を持たなければならない。そうしなければ、アイデアは固まりすぎて、間違っていても気づけなくなる。アイデアの棚を定期的に整理し、悪いアイデアを捨て、より良いものを取り入れることが不可欠だ。人生を成功させるためには、この習慣が必要だ。世界は変わる。ビジネスは物理学とは異なる。物理学では30年前に起こったことが今も同じように起こるが、ビジネスでは1935年に通用したものが2012年には全く意味を持たない。システムは違う。すべてが違う。学ばなければ、過去に囚われ、運命に打ちのめされることになる。」— チャーリー・マンガー
「投資は、変化を捉えるものだ。静的なものではない。」— ラジーヴ・ジャイン
「過去10年間で、数多くの企業が一夜にして消滅した(企業の墓場は、かつて不滅と信じられていた企業であふれている)。それにもかかわらず、新たな企業が誕生し、再生し、短期間で業界の巨人になった(Google、Apple、Amazon、Intuitive Surgical、PetroChina、Tata Groupなど)。ビジネスの世界で唯一不変なのは、変化である。」— フランソワ・ロション
「ビジネスは常に変化している。技術、流通、規制の変化によって、競争優位性が徐々に削られることもある。最も成功している企業ですら、時折自らを再発明しなければ生き残ることはできない。企業の『堀(競争優位性)』は定期的に浚渫(しゅんせつ)しなければならない。それを怠れば、競争優位は弱まり、いずれは消滅してしまう。」— クリス・セローネ
「おそらく、私が30年間にわたって持ち続けた最大の強みは、柔軟な思考を持ち、素早く考えを変えられることだ。」— スタンリー・ドラッケンミラー
「投資についてアドバイスをするときは、常に変化を認識する必要性を強調する。」— ジム・ロジャーズ
コメント
長く相場にいると誰もが気づくことですが
投資・トレードにおいて聖杯というものは存在しません。
それは市場の性質が変化するからです。
ルールが固定されているゲームなら正しいプレイを学ぶほど強くなっていきますが
ルールそのものが変わっていくトレードではそのやり方は通用しません。
トレードで成果を出すには
1,絶対に外してはいけない原理原則を守りつつ
2.変化する相場に順応し、期間限定の最適解を見つけていく
ことが必要になります。
エリートと呼ばれる人がトレードでパッとしない例は非常に多いのですが
世間的に優秀=ルールの決まった問題への対応力が高い(顕著な例だと勉強)
という構図になることが多いのである意味必然と言えます。
トレードで成果を出せる人はどちらかというと
他人が気づきにくい裏道やルールの穴を見つけるのがうまいゲーマー気質の人です。
優秀な人は努力してきた人が多いので「トレードというゲームも努力すれば勝てる」と思い込んでしまうことも問題です。
積み重ねによって成果が出るようなものではなく
有効な戦略が時期によって変わるゲームだと理解しないといけません。
それを意識すれば闇雲に聖杯を探し続けたり、努力を重ねても成果が出ないことに嘆く必要がなくなります。
「今有効なルールはなんだろう?それはいつまで続くんだろう?」という視点で考え続けることが重要です。


